【参加レポート】Japan IT Week 春 2025に行ってきました

Japan IT Week春 2025

こんにちは。みちのくIT経営支援センター 代表理事の本田です。

4月23日から東京ビッグサイトで開催されている「Japan IT Week 春 2025」に足を運んできました。ちょうど前日にITコーディネータ協会の理事会が東京であったので、それに合わせて、せっかくなら情報収集もしてこようということでの参加です。

Japan IT Weekは「日本最大級のIT・DX総合展」と銘打たれているだけあって、毎年すごい熱気なのですが、今年も例に漏れず、出展社数は950社以上も出ていたようです。
会場内では、「Japan DX Week」「営業・デジタルマーケティングWeek」「EC・店舗Week」も同時開催されており、展示も盛りだくさんで、じっくり見て回ると、とても1日では見きれない状況です。


今回の目的は「AI・業務自動化展」

今回の私の一番の目的は「AI・業務自動化展」。生成AIが注目されていることもあり、「AI推し」の展示が目立っていたように感じました。
正直、昔からあるような機能に「AI」というラベルを貼り直しただけのような製品も散見されましたが、それもまた今の時代の反映なのかなと思います。

もちろん、生成AIだけがAIではありませんし、それ以外にも地道に業務改善に役立つツールも多く展示されていました。とはいえ、あまりに期待を煽りすぎるとギャップでがっかりされることもあるので、自社の強みや本質をどう伝えるかということは本当に大事だなと改めて感じました。


 展示会あるある?呼び込みの強さにちょっと疲れました

コロナ禍を経て、リアルな展示会が再度盛り上がってきたということもあり、展者の呼び込みもだいぶアグレッシブになってきた印象があります。
声をかけるだけでなく、後をついてきて話しかける方もいて、正直ちょっと辟易…という感じでした。

毎回、朝から昼食も取らずに回るのですが、今回は特に後半は精神的にも体力的にもだいぶ削られました(笑)

とはいえ、リアルの展示会ならではの「実物を見て、聞いて、話す」体験は、やっぱりオンラインとは違う価値があります。
だからこそ、出展者側としても、ただの情報提供に終わらず、その後の関係構築まで意識した対応が求められる時代だなと感じました。
名刺情報だけたくさん集めても、その後のビジネスにつながることがなければ、あまり意味はありませんからね。

ちなみに、ご多分に漏れず、今回も展示会に行った翌日にはメールと営業電話の嵐でしたw。
とはいえ、本当に興味があって、すぐに思い出せるような会社は、それ程多くはないので、アプローチの方法も考えていく必要はありますよね。
(実際、「見込み客」にもなっていないような相手に連絡を取るのって、特に電話の場合は無駄でしかないなーと思います)


 海外からの出展も増えていました

今回は海外からの出展も比較的多かったような印象を受けました。アジア圏だけでなくヨーロッパからも結構企業が来ていたようです。

「EU Business Hub」というコーナーもあり、ヨーロッパの中小企業が日本市場へのアプローチを積極的に行っていたのが印象的でした。

まだまだ日本の市場にも魅力を感じてくれている海外企業があるんだなぁと、感じ、やはり時々は海外の視点から自分たちを見てみるということも必要だなということを感じました。


最後に

この記事をご覧のITコーディネータや支援者の皆さんにとっても、Japan IT Weekのような展示会は、最新トレンドを掴むだけでなく、自分の視点や関心を整理する良い機会になると思います。
もし行かれる機会があれば、ぜひ「自分の目で見て・感じる」体験を大切にしてほしいなと思います。

私はというと、次回はもう少し事前に見たいブースを絞り込んで、効率よく回れるように準備していこうと思っています。
展示会って、情報も熱量もすごくて、エネルギー使いますからね……!

(毎回同じようなことを感じてはいるのですが、ついつい行き当たりばったりのような感じで参加してしまいますw)

Japan IT Week春 2025