新紙幣が発行されました
2024年7月、日本は20年ぶりの新紙幣を発行しました。
この発行は、単なるデザイン刷新にとどまらず、日本経済に様々な影響を与えようとしていることは容易に想像がつきます。
この変化をどう捉えるかは人によって様々だと思いますが、ここでは、ITコーディネータとして、中小企業や小規模事業者様の事業継続と成長にどのような影響があるのかについて、少し考えてみたいと思います。。
中小企業への影響とITコーディネータの支援
新紙幣発行に伴い、中小企業様は以下のような課題に直面する可能性があります。
- 自動販売機や券売機などの設備更新費用
- レジシステムの改修費用
- キャッシュレス決済導入に伴うシステム導入費用
- 従業員の教育・研修費用
数年前から国の方もキャッシュレス化を促すためにいろいろな施策を打ってきましたが、それでもまだ満遍なく普及が行き渡っているとは言い難く、これらの課題は、特に経営規模の小さい企業様にとって大きな負担となるのではないかと考えられます。
こうした課題解決に向けてITコーディネータができる支援としては、以下のようなものが考えられるでしょう。
- 補助金・助成金の申請支援
- 最適なITソリューションの提案
- システム導入・運用に関するコンサルティング
- 従業員向けのキャッシュレス決済研修
中小企業様の状況を丁寧にヒアリングし、単なるシステム導入に留まることなく、経営戦略から始まり、しっかりと時代の流れに取り残されないようにしていくことが必要だと思います。
特に、今回の新紙幣発行により、今後更にキャッシュレス化が加速することになると思います。
- キャッシュレス決済導入に伴うメリット・デメリットの分析
- 顧客ニーズに合致したキャッシュレス決済システムの選定
- 各種キャッシュレス決済システムの導入支援
- キャッシュレス決済導入後の運用サポート
のようなことも進めていく必要があります。
まとめ
新紙幣発行は、中小企業様に様々な影響を与えますが、これをチャンスと捉えて、これらの課題を乗り越えることにより、新たなビジネスチャンスを掴むこともできます。
みちのくIT支援センターは、中小企業様の良きパートナーとして、事業継続と成長を支援していきます。
ご相談事、悩み事がある場合は、お気軽にご相談ください。
一般社団法人みちのくIT経営支援センター 代表理事 本田秀行