明けましておめでとうございます

2025年あいさつ

明けましておめでとうございます。みちのくIT経営支援センター 代表理事の本田です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

一般社団法人みちのくIT経営支援センター(MITBAC)は、今年の2月で設立から13周年を迎え、14年目に突入します。
これまで、東北地域の中小企業の皆さまとともに、ITを活用した経営強化を目指し、多くの挑戦をしてまいりました。この場をお借りして、支えてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。

変化する世界と生成AIの進化

ここ数年、生成AIの進化は目覚ましく、その影響は私たちITコーディネータの仕事の仕方や、企業支援のあり方、さらには我々自身が身につけるべきスキルにも及ぶと感じています。
生成AIは、企業経営や業務の効率化において大きな可能性を秘めており、私たちの役割もこれに対応する形で進化が求められることが予想できます。

一方で、ウクライナ情勢や各国の政治情勢など、世界は引き続き不安定な動きを見せています。
昨年は日本でも首相が交代し、アメリカではトランプ大統領が大統領選に勝利するなど、大きな変化が続いています。このような激動の中、今年1年がどのような展開を見せるのか非常に気になるところです。
また、昨年は年初の能登での地震発生など、自然災害から始まった年となってしまいましたが、東北に拠点をおく我々としても、今後、災害に対してどのように対応していくべきかは課題の一つになってくると感じています。

ITコーディネータの重要性と役割の進化

ITコーディネータに関しては、昨年、プロセスガイドラインが4.0にバージョンアップされました。それに伴い、ITCケース研修も刷新される予定です。
国をあげてデジタル経営が求められている社会において、ITコーディネータの役割は今年もさらに重要になっていくと考えています。

一方で、DX(デジタルトランスフォーメーション)が求められる中、その流れに乗り切れていない企業も依然として少なくないように感じています。
こうした企業がDXを実現し、競争力を高めるためには、私たちのような支援者が寄り添い、具体的な道筋を示すことが必要不可欠です。

2025年の取り組みと展望

昨年は、ITCケース研修の開催や、ITCふくしまとの連携によるデジタル経営カンファレンスの開催などの活動をしてきました。
今年はこれらの取り組みを基盤に、さらに他の組織や団体との連携も強化し、以下のような活動も進めていこうと考えています。

  • 地域企業の支援拡大
     → 特にDXや生成AIの活用をテーマに、課題解決型のサポートを推進します
  • 新規会員の募集
     → 同じ志を持つ専門家やビジネスパートナーの皆さまを広く募り、共に地域の発展に貢献していきます

読者の皆さまへ

  • DXの進め方に迷っている
  • 生成AIをどのように活用すればよいか分からない
  • 業務効率化やITツール導入に興味がある
  • 一緒に企業支援・地域支援をしていきたい

こうした課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
当センターでは、具体的なアドバイスや導入サポートを通じて、皆さまの経営強化をお手伝いします。

共に未来を創るパートナーとして

2025年も地域の企業や専門家の皆さまと共に歩みを進め、持続可能な発展を目指します。
技術の進化や社会の変化に対応しながら、東北地域の未来を共に描いていきたいと考えています。

皆さまからのご相談やご参加を心よりお待ちしております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

一般社団法人みちのくIT経営支援センター
代表理事 本田秀行

2025年あいさつ